文化の日の休日。
害虫被害の処置のため、我が家は野戦病院と化しました

まずは、先日コガネムシの幼虫の被害を確認した、あのギンヨウアカシア・プルプレアです。

応急処置をしてから、約2週間が経ってしまいとても心配していたのですが、家族にも手伝ってもらって、ようやく本格的な手当てをすることができました。
大鉢に植えてあるので、私一人では移動すらできなかったのですが、
主人にガレージの空きスペースまで運んでもらって、手術開始です。
さっそく、幹をもって鉢から引き抜いてみると……

難なく抜けてしまいました

(映っているのは娘の足です…)
そして、抜いた株の根元を見てみると…いるわいるわ…
コガネムシの幼虫が次々と出てきました


根元に食い込んで、食事中のものまで

写真の土のところに見える白い丸っこいのが幼虫です。
根っこの下にも隠れて、この写真だけでも4匹が確認できます。
鉢の中の土を全部取り出し、中から出てきた幼虫の数、
全部でなんと38匹


応急処置の時に駆除した4匹を合わせると、42匹……すごい数です

こんな大量の虫に根を食い荒らされたギンヨウアカシア…
どんなに苦しかったことでしょう…

もっと早く処置してあげれば…
ごめんよ~~

太い根しか残っておらず、元気を取り戻せるのかとても心配です…

発根を促すため枝を切り詰め、支柱をして、日陰で様子をみることにしました。
花芽もたくさん付いていて、来春の開花を楽しみにしていたので、大変ショックです。
これから気温も下がってくるので、根が張っていないと、寒さでさらにダメージを受けてしまう可能性もあります。無事冬を越せるのか…心配はつきません

とりあえず家の裏の日陰に移動し、経過観察をしましょう。
さしずめICUというところでしょうか…。
そして、もうひとつ、気になる鉢が…

大事に育てていたティートゥリーの木。
オーストラリア原産のフトモモ科の常緑植物。アロマオイルの定番ですね。
「メラルーカ」という名称(「メラルーカ」はティートゥリーの学名)で、園芸資材として売られていたものを小苗で購入。
寄せ植えとして使っていたものがかなり大きくなって、昨年は白いかわいい花をつけてくれました。
メディカルハーブとして使える品種かどうかは分かりませんが、新芽が赤く葉色がとても美しい種類です。
少し前から「鉢土の乾くのが遅くなったなぁ。涼しくなったからね

」なんてのんきに思っていたら、数日前に、ちょっと鉢を動かそうと幹をつかんだ時、根元がグラグラ…。
「これはもしかして…

」と思っていたのです。
こちらも株を引き抜いてみると、
案の定、なんの抵抗もなく抜けてしまい、
太い根しか残っていない無残な状態…



鉢土の中からは、大小18匹のコガネムシの幼虫が出てきました


とりあえず、枝を短く切り詰め、日陰で様子を見るしかありません…


かなり根が食害を受けているので、無事回復するか心配です。
もともと、オーストラリアの湿地帯原産なので、乾燥に弱いのです。
根が張っていないというのは致命傷ですよね…

おまけに、これから寒さが来るので、無事冬が越せるのか…難しい状態です

まったく、コガネムシの幼虫には参りました

2本の木の経過観察…また報告しますね。
みなさんも手遅れにならないよう、コガネムシの幼虫、お気を付けください。
今日もご覧いただきありがとうございます。
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我が家にもコガネムシが・・・
もりのやまねさんみたいにちゃんと調べてないのでまだ被害があるかもです[��ʸ��:i-201]
早く調べないとダメですね・・・