先日UPした、イラガ騒動の続編です。
イラガに刺された指を気にしながら、水やりを続けていた時のこと。
鉢植えのギンヨウアカシア・プルプレアの鉢の淵に、変な盛り上がりが…。
「あれっ」と思って、スコップを差し込むと、「ブスッ」と抵抗なく突き刺さりました。
「エッ

あんなに根がびっしり張っていたのに??? これはやられたか~

」
そうです、これは害虫の仕業。このコガネムシの幼虫が犯人です

コガネムシの幼虫ジムシともいわれる。カブトムシの幼虫に似ていますが、カブトよりは小型です。
鉢や花壇、菜園などで、植物の根っこを食い荒らしてしまいます。
(実は私、この記事を書くまで「コガネムシの幼虫=ネキリムシ」と思っていました。ですが、調べたところ、一般に言われるネキリムシは別の種類のようです)

ギンヨウアカシアの株元。スコップでつついてみると、土がフワフワで根っこがありません…

少し掘り起こしてみたら、大小4匹の幼虫が出てきました

ギンヨウアカシア・プルプレア(写真手前)
ミモザとも呼ばれます。オーストラリア原産。半耐寒性常緑高木。
新芽が赤紫色で、シルバーグリーンの葉色との対比が美しい品種です。
早春に、黄色の球状の花をたくさんつけます。
(写真奥はローレル<月桂樹>です)
我が家のは鉢植えのためちょっと貧弱ですが、今年の春はきれいな花を咲かせてくれました。
小苗から育てて3年。来年は庭に植えてシンボルツリーにするつもりだったのに…


涼しくなって、新芽が伸びだしていたのに、枝先が黄色く変色しています。
根っこが食い荒らされた影響が出ているのかもしれません。
一度鉢から抜いてコガネムシの幼虫をすべて駆除し、根の様子を確認して植え替える必要がありそうですね。
早急の対処が一番ですが、もう夕方…。
とりあえず4匹の幼虫を駆除したので、土を足し株元を固めて様子をみることにしました。
次のお休みに大手術となるでしょう…

こちらは同じ鉢に一緒に植えてあったタイム・フォクスリー。

株を引っ張ってみると、なんの抵抗もなく抜けてしまいました。
根っこが、一部の太い部分しか残っておらず、これも瀕死の状態です。
すぐに植え替えて、日陰で様子を見ることにしました。
まったく、この虫はたちが悪いです。
根っこの部分だけそっくり食べてしまうので、発見が遅れてしまうことがあります。
鉢土の乾きが遅く、水切れでもないのになんだかグッタリしてるなぁ…と感じたらこの虫を疑っていいかもしれません。
あとは、モグラのトンネルのようなモコモコと続く盛り土のライン。
コガネムシの幼虫が移動した後です。これも発見の目印になると思います。
過ごしやすい季節になると、害虫も活発になって被害が増えるようですね。
最近アブラムシも増えてきたような…

レモンバームやパセリなどのハーブは、なんの幼虫かわかりませんが緑色のシャクトリムシのようなヤツにかなりかじられて、毎日虫取りしている感じです

その他にも、ヨトウムシ、ナメクジ、ダンゴムシなどなど…今シーズンもかなり悩まされました

2回も続けて害虫のお話で、ちょっと不気味な写真も多くて、ごめんなさい

この日の連続害虫事件はかなり衝撃的だったもので…記事にすることで、気持ちを鎮めさせていただきました

まぁ、庭仕事は、害虫との戦いなしでは語れないですものね…

今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
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